■本物の木に囲まれての生活はどうですか？
以前の家は柱や梁は自家木材使用の木造でしがた、床等は建材でしたので、より木に囲まれる生活を望みました。満足しています。
■冬場、以前の住宅と比べて、無垢の床材はどうですか？
新築ではなく、以前の家をほとんどの柱と梁を残し外観を変えずに９割ほどリノベーションしました。築５０年近い家のシロアリ被害がきっかけでした。耐震・耐久性と高い断熱効果を期待しました。基礎部に防湿シート、メッシュを敷き、コンクリートを打設し鋼製束を使用、床下や壁に断熱材を設置し、床材は無垢の赤松にしました。大変暖かく肌感も柔らかく、猫も含め全員満足しています。県内有数の寒冷地ですが、真冬でも晴天であれば、東向きのリビングは暖房を使用しなくて良い日もありました。ただ、柔らかくキズがつきやすいのが注意を要するところです。
■木の家はキズが目立つのが嫌だという声が多いですが、実際に生活してみてキズはどうですか？
再掲になりますが、赤松の柔らかさゆえにキズが付きやすい点が気にはなります。でも、キズが入りやすい所は人が集うリビングがほとんどです。愛猫の爪痕も含め、キズも家の歴史と捉えることにしました。ただ、食卓部には透明のマットを敷いています。
■木の家に住んでみて、一番のお気に入りは何ですか？
暖かさと頑丈なことです。床だけでなく扉や壁からもぬくもりを感じることができます。この冬の大雪と９月半ば過ぎの台風で家の頑丈さを感じました。そして結露がないということもです。（一番というのは難しいです！！）
無理難題をいくつも提示し依頼しましたが、そのたびに丁寧に誠実に対応していただき、工事完了時には寂しさを感じたほどです。アフターケアについても感謝しています。森林が９割という町に住んでいますが、家の内外ともに「木に囲まれた生活」を楽しむことができます。今回、リノベーションできなかった納戸や一部居室について、近い将来、再度お世話になりたいと考えています。
ありがとうございました。
Ｉ様、こちらこそお世話になり、ありがとうございました。
着工前は半ば強引に「もう引っ越ししましょう！」と、こちらで手配をかけ進めたことを今では懐かしく感じます。大きい住宅だからこそ、モノの片づけ・引っ越しをお仕事もされながら進めていただき、大変だったと思います。でのそのＩ様の行動力と段取りの良さのご協力があったからこそ、新年を新居で迎えていただくことが出来たと思っております。
工事期間中も、長時間のお打合せを沢山していただき、その中での工事以外での色々なお話ができたことは、私たちスタッフの楽しみの時間の一つでもありました。
またお役に立てることはぜひさせていただきますので、今後とも末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。
